こんにちは。
香川県宇多津町にあるミオンミュージックスクール宇多津教室でピアノ講師をしています。
今日は、「子どもにピアノを習わせると、どんな成長があるんだろう?」と気になっている親御さんに向けて、
**音楽がもたらしてくれる“目に見える力”と“心の変化”**について、私の教室でのエピソードも交えながらお話ししたいと思います。

1.集中力と継続力が自然と身につく
ピアノは、たくさんの情報を同時に処理する楽器です。
右手と左手で違う動きをしながら、目は楽譜を見て、耳で音を聴いて確認する。
“今、ここ”に集中しないと音楽にならないからこそ、自然と集中力が鍛えられていきます。
また、最初はできなかったフレーズが、練習を重ねて少しずつ弾けるようになる喜び。
これが「続ける力」につながります。
「頑張ったらできた!」という小さな成功体験の積み重ねが、自信となって他の場面でも活かされていくのです。
2.感性と想像力が育つ
音楽には「正解」がありません。
同じ曲でも、演奏する人によってまったく違う表現になります。
ピアノを弾くとき、私は子どもたちにこんな風に声をかけます。
「このメロディ、どんな気持ちに聞こえるかな?」
「森の中で流れてる曲だったら、どんな音にする?」
そんなやりとりを重ねるうちに、子どもたちは“音に気持ちを込める”ことを覚えていきます。
これは、感性を育てるだけでなく、「相手の気持ちを想像する力」=思いやりの芽にもなります。
3.表現力と自己肯定感が育まれる
ピアノの音は、**「その子らしさ」**が表れます。
明るい性格の子は軽やかに、内向的な子はじっくりと心を込めて。
どんな演奏も、その子だけの宝物。
私はいつも、「あなたの音、とっても素敵だったよ」と伝えるようにしています。
「自分を表現するって楽しい」
「認めてもらえるってうれしい」
そう思える経験が、子どもたちの自己肯定感を育てていくのだと思います。
4.学校生活にも良い影響が!
ピアノレッスンを始めたお子さんが、学校で落ち着いて授業を受けられるようになったり、発表が好きになったりすることもよくあります。
ある小学生の男の子は、最初は人前に出るのがとても苦手でした。
でも、少しずつ発表会での演奏を経験していく中で、
「堂々とする」「準備をがんばる」ことの大切さを自然と学び、
学校の音楽会では自ら立候補してピアノ伴奏を務めたんです。
音楽を通して育った心の強さは、きっと人生のさまざまな場面で役に立ってくれるはずです。
5.親子のコミュニケーションも深まる
ピアノの練習は、家族のあたたかいサポートがあると、より楽しく、長続きします。
おうちで「上手になったね」「今日はどんな曲だったの?」と声をかけてもらえることで、
子どもたちは「聴いてもらえる」「見てもらえる」喜びを感じ、やる気もアップします。
中には、親子で連弾にチャレンジするご家庭も。
一緒に音を楽しむ時間は、何よりの絆づくりになります。
ピアノは「心の土台」をつくるレッスン
ミオン宇多津教室では、ただピアノが弾けるようになるだけではなく、
その子らしい“音”と“心”が育つように、やさしく寄り添うレッスンを大切にしています。
個性やペースに合わせて、一人ひとりにあった進め方で。
小さな「できた!」を毎週一緒に喜びながら、
音楽を通して、未来につながる“心の根っこ”を育てていけたらと思っています。
まずは体験レッスンで“音楽のチカラ”を感じてみてください
「音楽っていいな」「ピアノ、楽しそう!」
そんな気持ちが芽ばえる場所を、ぜひ体験しに来てください。
ミオンミュージックスクール宇多津教室では、体験レッスンを随時受付中です。
お子さんの個性を大切にしながら、明るく、やさしくサポートいたします。